回復ドライブ作成に失敗したときの対処法

Surface Pro 5 に Ubuntu 24.04 を入れてみたいと考えました。しかしその前に、万が一元の Windows 10 に戻したくなる可能性を考えて、回復用のUSBを作成しておく必要があります。

通常なら「回復ドライブの作成」機能でUSBメモリにWindowsを復元する仕組みを作れます。ところが実際に試したところ、途中でエラーが出て最後まで完了できませんでした。

目次

Windows 10 を再インストールできる手段を確保する

目標はシンプルで、

  • いつでも Surface Pro 5 に Windows 10 をクリーンインストールできる状態 にすること。
  • Ubuntu 導入後でも Windows に戻せる安心感を持つこと。

これを達成できれば、安心して別OSを試すことができます。

回復ドライブの作成に失敗する

実際に Windows 10 の「回復ドライブの作成」を選び、容量16GBのUSBメモリを接続して作業しました。
ところが、数分経過した後にエラーが出て先へ進めません。USBメモリを変えても同様の結果でした。

考えられる原因としては:

  • Surface Pro 5 に入っている回復パーティションが破損している
  • Windows Update の状態やシステムファイルが影響している
  • あるいはUSBメモリとの相性

いずれにしても、手元の環境では成功しませんでした。

Microsoft公式のインストールメディアを作成

そこで方針を切り替え、Microsoft公式サイトから インストールメディアを作成 する方法を選びました。

手順は以下の通りです:

  1. Microsoft公式のWindows 10 ダウンロードページへアクセス。
  2. 「ツールを今すぐダウンロード」をクリックして、Media Creation Tool を取得。
  3. ツールを実行し、「別のPCのインストールメディアを作成」を選択。
  4. エディションとアーキテクチャを確認し、USBメモリを選択。
  5. 数十分でインストールUSBが完成。

このUSBから起動すれば、Surface Pro 5 にクリーンインストールが可能です。ライセンスは本体に埋め込まれているので、プロダクトキーを手入力する必要もなく、自動的に認証されます。

まとめ:公式メディアが最も確実

Surface Pro 5 で回復ドライブ作成ができなかった場合でも、Microsoft公式のインストールメディアを作れば十分に代用可能です。

  • 回復ドライブが作れない場合の保険
  • Ubuntuや他OSを試す前の安心材料
  • ライセンス認証も自動で問題なし

結果として、回復ドライブに固執する必要はありませんでした。むしろ公式メディアの方が最新の状態で再インストールできるため、今後もこちらを使うのが良さそうです。